チャレンジセンターとは

九州地域では福岡市等都市部への一極集中、地域コミュニティの担い手不足の深刻化により地域コミュニティ維持が困難になりつつあります。チャレンジは地域、組織、個人からチャレンジ可能ですが、バブル崩壊以降、失われた30年と言われるように、新しいことにチャレンジすることに躊躇する風潮が蔓延していました。
それらの解決策として、社会課題をビジネス手法で解決するソーシャルビジネスを担う若者が必要です。新たにレールを引く人々です。また、多様なセクターとの連携、農山漁村と都市間交流を促進し、人々の健康と地球規模の健康を達成する事業の創出を目指す九州圏における産官学民金のネットワークを形成します。

点在するソーシャルビジネスを線で結び面として普及するためのプラットホーム「チャレンジセンター」を九州から発信していきます。

九州が抱える社会課題について

課題1

課題の多様化、複雑化、地域特定による地域再生起業家の必要性

中山間地域で残したい景色

中山間地域では、人口減少、少子高齢化、次世代を担う人材が流出。 「農業」は「プロ」でも経営は素人の事業者が数多く存在します。

災害多発・復旧復興

福岡は5年連続被災しています。
2019年8月九州北部豪雨 / 2020年7月豪雨 / 2021年7・8月の大雨

基幹産業(農林水産業・食料産業)の縮小

減反政策、米の販売不振、担い手の高齢化による耕作放棄地増加、竹林被害などが問題。 これまでのビジネスが通用しません。

課題2

業績の改善のための ビジネススキルの必要性

自社内の人材確保・人材育成
50.3%
自社の資源不足を解消するパートナーとの連携
41.9%
事業計画や今後の戦略の策定
41.4%
新たな資金調達
39.3%
プロモーションの改善
39.3%
サービス・商品の質の改善
38.7%
販売拠点の確保
12.6%

〈2021年12月実施の休眠預金活用アンケートより〉

チャレンジセンターの設立

福岡都市圏と中山間被災地域・農林水産業従事者をつなぐ、 チャレンジセンターを設立。
中山間地域における、複合的課題解決型ソーシャル・ビジネスを目指す。

組織の基盤整備

人材育成や資金調達を通じて、新しいチャレンジが出来る組織に改革する。

マッチング

地域住民や企業・団体等のパートナーや、応援したい人、専門的知識や経験を持った人とのマッチングで、事業の幅を広げ、事業性を高める。

発信・プロモーション

販売先が見つからない中山間地域のサービス・商品を都市部でプロモーション、販売する。

SDGsとの関連性

多様な課題解決を目指し地域特性に合うビジネスモデルを創ります。

各チャレンジセンターの連携

社会課題の解決にチャレンジしたい人が、実際に中山間地域の社会課題解決にチャレンジしている実行団体と交流や連携ができる拠点づくりを目指します。

チャレンジセンターのご紹介

長崎県対馬市

1

対馬もりびと協同組合

旧舟志小学校を対馬市から借りて木工所やエッセンシャルオイル製造、会議室として利用しているコミュニティスペースです。

長崎県対馬市

2

一般社団法人MIT

対馬市佐須奈にある空き家をコミュニティ大工によるDIY実践塾でリノベーションしたねこ好きのためのねこシェア・コミュニティスペースです。

福岡県大牟田市

3

大牟田ビンテージのまち株式会社

コラボカフェ&バー、シェアシェルフ、イベント、レンタルキッチン、マルシェがぎゅっと詰まったようなお店です。

熊本県菊池市

4

株式会社フリップザミント

耕作放棄地で採れた作物の加工をメインに、HiKEIのお客さまが商品の原料をつくる現場を見て触って感じることができる場所です。

熊本県宇城市

5

株式会社イノP

地域に被害を及ぼすイノシシを堆肥として利用するための施設で、農家自身が取り組む有害鳥獣対策について学ぶことができます。

鹿児島県大島郡与論町

6

一般社団法人E-Yoron 他

空き店舗を改装後、与論島の未来づくりや「若者を応援」をテーマにシェアオフィスとして地域活性化に取り組んでいます。

宮崎県川南町

10

SINKaのご紹介

Change!感動する人・共感ビジネスでよのなかをよりよく変える!

人々が集い感動できる豊かな地域社会を子ども達につなぎたい!

事業目的

九州の社会起業家や社会起業家創出を支援するためのネットワークで、社会起業家になりたい、社会起業家を応援したい、社会的企業を経営したいという人々の集まりとして2006年4月に任意団体として設立。2010年5月より一般社団法人SINKaとして活動開始。H22年6月より九州経済産業局「九州ソーシャルビジネス促進協議会Sofi」の福岡での事務局を運営。

代表理事 濱砂 清

事業内容

2006年4月福岡を拠点に九州・全国での社会起業家創出支援ネットワーク設立を母体として、NPO等活動団体支援、人材育成・教育事業、企業の社会貢献・CSV・SB事業、事業型NPO育成事業、各種セミナーやフォーラム開催等の事業を通じて、人・事業・組織を創り出し、社会を豊かにする取り組みを展開。毎月第1火曜日に個別相談、第2火曜日にSB研究会実施中。 公設民営センター(1施設)の運営を担い、県内外団体の伴走支援。東峰村での地方創生、中山間地域再生支援。

チャレンジセンタープラットフォーム本部

一般社団法人SINKaは、福岡から社会起業家の創出を行っています。また、各チャレンジセンターへの支援やチャレンジセンター設立の支援も行っています。

休眠預金事業とは

休眠預金とは

休眠預金等活用事業とは、「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)に基づき、2009年1月1日以降の取引から10年以上その後の取引のない預金等(休眠預金等)を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度です。 一般社団法人SINKaは休眠預金等活用事業における資金分配団体として、社会課題の解決のために活動する団体の活動の公募審査や資金助成を行っています。また実行団体の持続可能性を高めるための組織基盤強化や環境整備などの伴走支援、事業の成果を可視化するための社会的インパクト評価などにも取り組んでいます。

休眠預金等の活用の流れ

引用: https://www.janpia.or.jp/

※休眠預金等の活用(JANPIA HP: https://www.janpia.or.jp/dormant-deposits/po/)

Facebook

SINKaの最新の活動内容を Facebookに掲載しております。 随時更新しておりますので、 ぜひご覧ください。

お問い合わせ

一緒につくって行きましょう!

チャレンジセンターネットワークへの参加希望、
および各団体へのお問い合わせはこちらのフォームよりお願いいたします。
お気軽にご相談ください。